当サイトにて掲載している論文の著者・研究者のプロフィールなどをご紹介いたします。/浄土宗西山深草派 宗学会
研究者紹介
このページは研究者のデータベースです。主に当サイトにて掲載している論文の著者・研究者のプロフィールなどをご紹介いたします。(五十音順)
湯谷 祐三(ゆたに ゆうぞう)
石原 峰雪 (いしはら ほうせつ)
専門領域:心理学・精神医学・教育学をはじめとする学際領域
三重大学教育学部・医学部を研究フィールドとし、愛知工科大学、県立愛知病院がんセンター(岡崎)、津島市民病院、半田市立病院などで、心理学・人間関係論・精神医学・人間工学・情報リテラシー等の講義を担当する。
研究分野は、子どもの発達、脳の発達と感情、ストレス、カウンセリングなど。大学における講義の質の向上を目指す「FD活動」にも取り組む。地域活動としては、西尾市教育委員会 学校教育推進・評議委員長(西尾市立福地南部小学校)を務めるとともに、各地で、心理、精神、教育、日本文化といった領域の講演活動を行う。
教員家庭に生まれるが、大学時代に、看病していた祖母を、抱き上げた腕の中で亡くすという経験から、お経を読みはじめる。愛知県西尾市 観音寺・常光寺住職。
熊谷かおり (くまがい かおり)
京都市在住。京都鳩居堂十代目の孫娘。熊谷直実三十一代末裔。ヤマハポプコン入賞より、音楽家・DJとして活躍。音楽教室でピアノ・ボーカルを指導。「マイミュージカルカンパニー」主宰。作・音楽・演出・主演の市民参加型ミュージカルを公演。熊谷直実・蓮生法師の事跡を追う研究・論文を発表。平成19年、西山浄土宗総本山光明寺・蓮生法師八百回忌法要においてピアノ弾き語り舞台を務める。浄土宗総本山知恩院の暁天講座、セミナーでの講演、執筆活動など幅広く活躍。
田中 宗龍 (たなか そうりゅう)
1975年(昭和50年)兵庫県丹波に生まれる。
2004年(平成14年)佛教大学を卒業する。
2009年(平成19年)浄土宗西山深草派阿弥陀院住職に就任する。
2010年(平成20年)同派宗学院助手拝命。
西山派列祖の五部九巻の註釈書の翻刻を中心に研究しています。
稲田 廣演 (いなだ こうえん)
昭和四十九年生。
龍谷大学文学部哲学科教育学専攻卒。平成十七年、学階「得業」を拝受。宗学院教授。名古屋市蓮華寺副住職。大学時代に出会った法然上人の思想の明晰さに触発され、以後、西山派の教学・歴史全般を視野に収めて、資料の収集・翻刻・研究にあたっている。研究の主軸は、西山善惠上人をはじめとする列祖の思想と行実の復元にある。
稲田 順学 (いなだ じゅんがく)
昭和18年、名古屋市古渡に生まれる。
父親の戦死により、稲沢市真福寺に疎開。佛教大学卒。大谷大学修士課程修了。昭和43年、蓮華寺に入って稲田姓となり、昭和46年住職拝命。名古屋で唯一深草派寺院の住職として月参りに専心しつつ、宗派の教育機関である宗学院・布教講習所において講義を担当。
稲吉 満了 (いなよし まんりょう)
昭和15年生まれ、崇福寺・萬福寺住職、浄土宗西山深草派の宗学院長、平成25年曼荼羅相承会の助講を拝命、法然上人念仏の真実を追究している。平成4年『法然と貞慶の悪人正機説』編著書発行、『輪圓草』を発見し、平成5年NHK歴史発見『善人ナオモテ往生ヲトグ、親鸞悪人正機説の真実』で放映される。法然上人八百回忌大遠忌記念として平成23年4月『法然上人の真実』~虚構に彩られた『一枚起請文』の成立史~を刊行
吉良 潤 (きら じゅん)
1936年(昭和11年)京都市に生まれる。
1962年(昭和37年)京都大学医学部を卒業する。
1972年(昭和47年)浄土宗西山深草派長仙院住職に就任する。
1990年(平成2年)同派宗学院教授、
2004年(平成16年)布教講習所教授、
2005年(平成17年)京都西山短期大学非常勤講師を経て、
2009年(平成21年)勧学を授与される。
佐伯 憲洋 (さえき けんよう)
愛知県蒲郡市出身、1986年生。
現在、浄土宗西山深草派光明寺徒弟として、法務の傍ら、教学の研鑽に努めている。
専攻は日本中世の浄土教学について。主に、証空の思想を中心に勉強している。
西山 深草 (にしやま しんそう)
研究や論文の執筆にあたり、できるだけ資料や情報を共有して、能率を上げるようにとの目的で誕生した浄土宗深草派の研究者グループの共同ペンネーム。
●共同研究者 (あいうえお順)
足立昇龍、石原庸隆、石原敦仁、稲田順学、稲田廣演、稲吉満了、浦野慶春、加藤義諦、吉良 潤、
畔柳優世、小島英裕、小島淳祐、佐伯良雄、榊原慶冶、榊原慶弘、田中宗龍、團野和道、萩原勝学、
長谷川浩文、牧 哲義、山西俊享
長谷川 浩文 (はせがわ こうぶん)
1963年生。1988年同志社大電子工学科卒、京都工芸繊維大学院博士(1998年、工学)。メーカー勤務を経て、実家のお寺で修行。現在、浄土宗西山深草派大善寺住職、浄土宗西山深草派宗学院助手。専攻は中世浄土学および『中論』。最近は、法然上人の高野山での行実研究を進めている。各種講習会で講師を務める。
【学術論文】
「清浄心院谷にあった曼荼羅堂(その三)」(『西山禅林学報』第32号、2018年)
「法然の高野山籠時期」(『印度学佛教学研究』第66巻第1号、2017年)
「法然の九宗歴訪時期」(『印度学佛教学研究』第64巻第2号、2016年) ...その他多数